こんにちは
この記事では、「やる気が出なくて英語学習が続かない!」と感じている方や、「モチベーションを上げて効率的に英語学習に取り組みたい!」という方に向けて、英語学習におけるモチベーションが下がる原因とその対策について詳しく解説していきます。
英検1級を取得するまでに、僕自身が経験した挫折や成功体験を交えながら、どうすればモチベーションを保ちながら学習を続けられるのか、その具体的な方法と習慣をお伝えします。
これを読んで、学習の質を高め、目標達成に一歩近づく手助けにしてみてください。
モチベーションが続かない原因
モチベーションが続かない原因は人によって異なり、様々です。
ここでは特に代表的な原因を5つ取り上げるとともに、それぞれ詳しく解説していきます。
- 目標が曖昧である
- 学習の進捗が見えにくい
- 挫折やスランプを経験する
- 他の優先事項に時間を取られる
- 学習方法が合っていない
目標が曖昧である
目標が曖昧であることはモチベーションが続かない原因となります。
例えば、曖昧な目標には以下のようなものが挙げられます。
- 「英語を話せるようになりたい」といった漠然とした目標
- 「英語の勉強を続ける」とだけ決めている
- 「もっと英語に触れる」といったあいまいな意図
このような目標では、どの程度の成果をいつまでに達成するのかが不明確です。
英語を話す、勉強すると一概に言っても、達成すべきレベルはさまざまです。
例えば、「挨拶表現のみの英語」、「日常会話レベルの英語」、「ビジネスレベル」ではそれぞれに必要な学習量が大きく異なります。
自分が目指している具体的なレベルが定まっていないために、努力の方向性が不明確になり、達成感を得にくくなります。
達成感が不足することで学習に対するモチベーションが低下しやすくなります。
学習の進歩が見えにくい
英語学習をしていて学習の進捗が見えにくいのもモチベーションが原因になります。
英語学習は長期的なプロセスであるため、短期間では成果が見えにくいです。
努力が実を結んでいるのかが分からず、モチベーションが低下することがあります。
学習の進歩が見えにくい具体例としては以下のようなものが挙げられます。
- スコアや成果を測る基準が不明確
- 定期的な進捗確認をしていない
- 小さな成果を記録していない
進捗を評価するための具体的な基準がないと、自分の成長を実感するのが難しくなります。
たとえば、TOEICスコアや英検の級、会話の流暢さなど、測定可能な目標が設定されていないと、努力がどれほど成果を上げているのかがわからず、達成感を得るのが困難です。
自分の学習状況を定期的に振り返り、進捗を確認する習慣がないと、努力がどれだけ効果を上げているのかが分からず、モチベーションを維持するのが難しくなります。
進捗確認は、目標に対する達成感や次のステップを考えるために重要です。
また、大きな目標に向かって進む過程では、小さな成果や進歩を記録しないと、達成感を感じにくくなります。
挫折やスランプ
学習中に挫折やスランプに直面すると、モチベーションが下がります。思うようにスキルが伸びないと感じると、やる気がなくなりがちです。
挫折やスランプには以下のようなものが挙げられます。
- 短期間での成果が出ないことにフラストレーションを感じる
- 計画通りに進まないと諦めてしまう
- スランプの原因を特定せずに放置する
短期間での成果が出ないとフラストレーションを感じることがあります。
英語学習は長期的なプロセスであり、即時の結果は期待できないため、勉強してすぐに結果が出なくても忍耐強く続けることが大切です。
また、学習計画がうまくいかないとすぐに諦める傾向があると、挫折やスランプを乗り越えるのが難しくなります。
計画通りにいかないことはよくあることで、柔軟に対応し調整することが成功への鍵です。
さらに、スランプに直面した際に原因を分析せず放置すると、同じ問題が繰り返される可能性があります。
原因を特定・分析し、具体的な対策を講じることで、スランプを克服できます。
他のことに時間を取られる
- 学業や仕事の忙しさが学習時間を圧迫する
- 家庭やプライベートの問題で学習に集中できない
- 多忙なスケジュールで学習の優先順位が低くなる
学業や仕事が忙しいと、英語学習の時間が圧迫されることがあります。
学業や仕事のために学習時間を十分に確保できない場合や、家庭やプライベートの問題で学習に集中できないことが影響します。
多忙なスケジュールの中で英語学習が後回しにされることもあります。
こうした状況では、学習の優先順位が低くなり、結果としてモチベーションの低下に繋がる可能性があります。
自分のレベルに学習方法が合っていない
自分に合った学習方法が見つからないと、学習が苦痛に感じることがあります。楽しさや興味を感じない学習は続けにくいので、自分に合った方法を見つけることが大切です。
- 自分に合わない教材を使っている
- 効果的な学習方法が分からずに試行錯誤している
- 退屈で続けづらい学習方法に依存している
自分のレベルに合わない学習方法を続けると、モチベーションが低下しやすくなります。
例えば、基礎が不十分な段階で高度な教材を使うと、内容が難しすぎて理解が進まず、挫折感を感じることがあります。
一方、既に習得した知識を繰り返すだけの学習方法では、進歩を感じにくく、退屈さやマンネリ感が生まれることがあります。
自分の現在のレベルに合った教材や学習方法を選ぶことが重要です。
適切な難易度で挑戦できる内容を選ぶことで、達成感を得やすくなり、学習がより効果的で楽しいものになります。
自分のレベルに合った方法を見つけることで、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
TOEIC・英検などの資格対策に「KIRIHARA Online Academy」モチベーションを維持する方法
ここで、モチベーションを維持する5つの方法を紹介します。
- 目標を具体的に設定する
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 仲間と励まし合う
- 自分にご褒美を与える
それぞれ詳しく解説していきます。
目標を具体的に設定する
目標を具体的に設定することで、進んでいる実感を得ることができます。
次の以下の点を明確にしながら目標を立てましょう。
- 何を達成したいのか(測定可能な形にする)
- いつまでに達成したいのか
- なぜ達成したいのか
- 目標達成後の姿を想像できるか
目標を立てる際には、5WHを常に意識し、自分が想像するだけでワクワクするようなものにしましょう。
例えば、以下のような目標を立ててみてはいかがでしょうか?
- 留学で英語圏の国に行きたいから、IELTS6.0を1月までに取得する
- 就活で英語力をアピールしたいからTOEIC800を3月までに取得する
このように、目標を明確化することで現状でやるべきことを把握できるとともに目標達成に向けてやるべき行動がとりやすくなります。
小さな成功体験を積み重ねる
大きな目標に向かって進む中で、小さな成功体験を積むことは重要です。
いきなり高い目標だけを目指していると、理想と現実のギャップに落胆してしまう可能性があります。
そのため、大きな目標に向かってまずは小さな成功体験を積み重ねていくことが大切です。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- TOEIC800点を達成する前にまずは700点を取得する
- 日常会話ができるようになる前にまずは基本的な挨拶やフレーズを覚える
- 長文を早く読めるなる前にまずは短い文章を読んで理解する力を身に付ける
小さな達成感を積み重ねることで、自分の成長を実感でき、それがさらなるやる気につながります。
たとえ小さなステップでも、自分が前に進んでいることを確認できると、自信が湧き、次の目標に向かって積極的に取り組む意欲が生まれます。
成長を感じることで、学習を続けるモチベーションが維持しやすくなります
学習仲間と励まし合う
同じ目標を持つ学習仲間と励まし合うことで、モチベーションを高めて維持することができます。
以下のような方法で学習仲間と励まし合うことができます。
- 友人と定期的に勉強会を開き、進捗を報告し合う。
- SNSやオンラインフォーラムで同じ目標を持つ人たちと繋がり、励まし合う。
- 英語学習アプリのコミュニティ機能を活用して、学習仲間とチャレンジを共有する。
仲間と一緒に勉強することで、励ましやアドバイスを受けることができ、自分だけでは感じられない前向きなエネルギーを得ることができます。
また、仲間の進歩や成功を目の当たりにすることで、自分も頑張ろうという気持ちが強まります。
学習コミュニティに参加したり、友人と情報を共有することで、一緒に成長しようという意欲が高まり、学習を続けるモチベーションが保たれます。
自分へのご褒美を設定する
頑張った自分にご褒美を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。
常にストイックでいると、疲れてしまいがちです。適度に息抜きを取り入れることも大切です。
例えば、以下のように自分へのご褒美を設定することができます。
- 1ヶ月間毎日英語を勉強したら、好きなカフェでリラックスする
- TOEICの勉強を1週間頑張ったら、新しい本を買って読む
- 英検の過去問を1年分解き終えたら、映画を観てリフレッシュする
自分へのご褒美を設定することで、目標達成の喜びが増し、次のチャレンジへの意欲が湧いてきます。
モチベーションが低下した時の対策
メンタルヘルスのケア
心の健康を保つことは、モチベーション維持に欠かせません。
ストレスを軽減するための活動や、ポジティブに触れることで精神的な疲れを和らげましょう。
メンタルヘルスのケアとしては以下のようなものが挙げれられます。
- 毎日意識的にポジティブな言葉を発する
- ストレスを感じた時に深呼吸をする
- 瞑想を行う
学習を続ける中でストレスを感じることがあるかもしれませんが、適切なケアを行うことで、精神的な疲労を軽減し、学習への意欲を保つことができます。
休息とリフレッシュの重要性
学習に疲れたときは、十分な休息を取ることが重要です。リフレッシュすることで、再び学習に対する意欲が湧きます。短い休憩や趣味の時間を持つことで、心身ともにリセットすることができます。
リフレッシュには以下のようなものが挙げられます。
- 25分学習した後に5分の休憩を取る(ポモドーロ・テクニック)
- 週末に趣味やスポーツでリフレッシュする
- 自然の中を散歩して気分転換を図る
短い休憩を入れることで、集中力を回復し、学習効率を高めることができます。
また、趣味の時間を確保したり、リフレッシュできる活動を取り入れることで、心身ともにリセットし、新たな気持ちで学習に取り組むことができるでしょう
新しい学習方法の試行
モチベーションが下がったときには、新しい学習方法を試してみるのも良い方法です。
新しい学習方法の試行には以下のようなものが挙げられます。
- オンラインでネイティブスピーカーと会話練習を行う
- 英語学習アプリを新しいものに変えてみる
- 英語の映画やドラマを教材として取り入れる
同じ学習方法を続けていると、マンネリ化してモチベーションが低下することがあります。
新しい学習方法を取り入れることで、新鮮な気持ちで学習に取り組むことができます。
また、オンラインコースやグループディスカッションなど、異なる形式の学習を取り入れることで、学習の幅を広げることも可能です
TOEIC・英検などの資格対策に「KIRIHARA Online Academy」行動の振り返り
振り返りも重要です。日々の学習や活動について、何が良かったか、何が改善できるかを記録することで、自己成長のための具体的なアクションプランを立てることができます。
例えば、次のようなものが挙げられます。
- 日記にその日の良かったことと悪かったことを記録する
- 毎週末に一週間の学習や生活を振り返り、改善点を見つける。
- 目標達成度を定期的にチェックし、必要に応じて学習計画を修正する。
学習を振り返り、どこに改善の余地があるのかを考えることで、効率的な学習方法を見つけることができます。
また、反省を通じて、自分に合った学習方法を見直し、次のステップに向けて準備を整えることが重要です。
このプロセスを繰り返すことで、学習の質が向上し、モチベーションも持続します。
モチベーションを維持するための習慣作り
日々のルーティンを作る
毎日のルーティンを作ることで、学習を習慣化することができます。
一定の時間に学習することで、無理なく続けられるようになり、学習が一日の生活に組み込まれるため、モチベーションを維持しやすくなります。
例えば、ルーティンには以下のようなものが挙げられます。
- 朝起きたらすぐに前日に覚えた英単語の確認
- 通勤・通学時は毎日リスニングをする
- 寝る前に毎日10分間、英単語を10個覚える
ルーティンが定着することで学習をサボりたくなる気持ちを抑える助けにもなります。
定期的な目標の再評価
定期的に目標を再評価し、進捗を確認することは学習のモチベーションを保つ上で重要です。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 毎月、TOEICの模擬試験を受けて、自分の実力を確認する。
- 3か月ごとに学習目標を見直し、進捗に応じて新たな目標を設定する。
- 目標を達成した場合、次にチャレンジする内容やレベルを考え直す。
目標に近づいているのか、その目標が現状にふさわしいものなのかを確認しながら、必要に応じて調節することで無理のない範囲で学習を続けられます。
また、達成した目標に応じて次の目標を設定することで、新たなチャレンジ精神が湧き上がります。
学習環境を整える
学習環境を整えることで、集中力が高まり、モチベーションが向上します。
以下のようにして学習環境を整えることができます。
- 静かなカフェや図書館を学習専用スペースにする。
- 使いやすい参考書を揃えて、すぐに取り出せるようにする。
- 学習中にスマホの電源を切る。
集中力を高め、効果的に学習するためには、適切な学習環境を整えることが不可欠です。
学習に適した静かな場所を確保し、必要な教材や道具を準備することで、無駄なストレスを減らし、学習に集中しやすくなります。
成功体験を記録する
成功体験を記録することで、自分の成長を実感できます。
具体的には以下のようにして記録方法が挙げられます。
- 英検やTOEICのスコアが上がったとき、その結果を記録しておく。
- 学習時間や進捗状況をアプリで管理し、達成した目標にチェックを入れる。
日々の努力がどのように成果を上げているかを振り返り、自分の頑張りを認識することで、学習に対する自信も増していきます。
定期的に記録を見返すことで、モチベーションを維持し、さらに高めることができます。
まとめ
今回は、英語学習のモチベーションが続かない主な原因とその対策、習慣作りについて詳しく解説しました。
モチベーションが続かない主な原因は以下の5つです。
- 目標が曖昧である
- 学習の進歩が見えにくい
- 挫折やスランプ
- 他のことに時間を取られる
- 自分のレベルに学習方法が合っていない
以上の原因から、英語学習のモチベーションが下がってしまうことが分かりました。
一方でモチベーションを維持する方法としては以下の4つが挙げられました。
- 目標を具体的に設定する
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 学習仲間と励まし合う
- 自分へのご褒美を設定する
これらの方法を取り入れることで英語学習を継続しやすくなります。
また、モチベーションが低下した場合は以下の4つの対策が挙げられました。
- メンタルヘルスのケア
- 休息とリフレッシュ
- 新しい学習方法の試行
- 行動の振り返り
以上の対策により、モチベーションの低下を防ぐ効果が期待できます。
最後にモチベーションを継続するための習慣作りとしては、以下の4つが挙げられました。
- 日々のルーティンを作る
- 定期的な目標の再評価
- 学習環境を整える
- 成功体験を記録する
これらの習慣作りでモチベーションを継続できる可能性が高まります。
もし英語学習のやる気が出ないと感じたら、本記事で紹介したモチベーションを維持する方法や習慣をぜひ試してみてください。モチベーションが低下したときにも、本記事で紹介した対策を取り入れてみましょう。
モチベーションを持続できるようになることで、学習の量と質が向上し、結果的に英語力の大幅な成長につながるはずです。
TOEIC・英検などの資格対策に「KIRIHARA Online Academy」